21世紀も一緒に暮らそう。〜しっぽのある家族とともに〜


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診療時間:9:00〜12:00

14:00〜19:00 (受付は18:30まで)







フィラリアって知っていますか?

★フィラリアって?

フィラリアは白く細長いそうめん状の虫で成虫の大きさは1730cmになります。


★フィラリアはどこに寄生するの?

感染により心臓(右心室)から肺動脈にかけて寄生します。このため、右心不全をはじめとして、肝臓、腎臓、肺などに障害を与えます。

★感染するとどうなるの?

フィラリアが寄生することにより、心臓に大きな負担がかかります。症状は咳、貧血、散歩や運動を嫌い、どんどん痩せていきます。重篤になれば腹水がたまり、多くの臓器に障害を受け、死に至ります。

★感染したら治す方法はあるの?

強力な殺虫剤を投与して心臓のフィラリアを殺す方法がありますが、ワンちゃんへのダメージが大きすぎてしまい、とても危険な方法です。本院では行っておりません。心臓に寄生してしまったフィラリアの寿命を待つしかありません。

★どうやって感染するの?

蚊から感染します。フィラリア感染犬に蚊が吸血し、その際にミクロフィラリアを一緒に吸引してしまいます。蚊の体内ではミクロフィラリアは感染幼虫に成長します。感染幼虫を持った蚊が、他のワンちゃんに吸血することによって、ワンちゃんの感染幼虫が体内に侵入してしまいます。これで感染成立します。

★うちの子は室内飼いだから、平気よね?

蚊を完全にシャットアウトするのは不可能です。一匹の蚊に刺されただけで感染するのです。お散歩でも蚊に刺される可能性は十分にあります。

★どうやって予防するの?

月に1回飲ませるお薬で100%の予防が出来ます。

★何ヶ月飲ませれば良いの?

その年の気候によって回数が変わることもありますが、7ヶ月の投薬が安心です。

★いつから始めて、いつまで飲ませればよいの?

蚊が出始めて1ヶ月半〜2ヶ月後から飲ませ始めます。その間、蚊に刺されてても平気なの?と思う方が多いと思いますが、このお薬は、感染幼虫を駆虫します。刺されて感染幼虫をまとめて落とします。予防薬と思われがちですが、駆虫薬なのです。飲んでいるから感染しないのではなく、毎月飲んで駆虫しているのです。またずっとお薬が体に1ヶ月あるわけでなく、4,5日で体からなくなってしまいます。だから安全性も高い駆虫薬なのです。

フィラリア駆虫薬の投与サイクル

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10

11

12

 

 

 

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